豚丼(桂茶屋)

細く曲がりくねった急な坂が連続する九酔渓の途中にある食事処。福岡方面から九重連山が連なる飯田高原へ向かうルートの途中でもある。
何度も通る道なれど、立寄るのは初めてである。午後2時近く、遅い昼食だった。



店内に入ると明かりが消えていた。なんでも1時間ほど前から停電しているらしく、九電の人たちが復旧に追われているとのこと。麺類の注文は停電のため断っていて、勧められたのは豚丼だった。久住夢ポーク丼というメニューだ。押しの弱い私は素直に従った。



15分ほど待って運ばれてきた。ごはん、キャベツ、豚、ゴマ、ネギの順で重ねられている。豚に絡むたれは甘さを抑えた味付けで、パクパクいけた。ご飯の量は腹八分、成人男性は物足りなさを感じるかもしれない。豚肉は大分県が力を入れているブランドらしい。



食事が終りかけた頃、停電は解消した。こちらの受付で働く人の数人は顔にぺインティングしている。狸のようなデザインだ。店の方々は停電対応で忙しそうだったので、写真を取り損ねてしまった。次の機会にはぜひ写真撮影をお願いしてみたい。


豚丼 850円
桂茶屋
玖珠郡九重町田野953
0973(79)3744
11:00~14:30
2018/3/25