平屋の建物は民家のような印象で、表示がなければ通り過ぎてしまいそうな構えだ。
幸い駐車場は空いていた。店内に入ると小さな待合室兼会計コーナーが迎える。すでに店内は満席に近い状況のようだ。すぐさま店員の方が来てテーブル席とカウンター席を案内された。カウンター席を選んだ。
カウンタの隅に置かれたメニュー表を眺めた。ざるそば（小）とかけそば（小）各500円（税抜き）から並ぶ。注文したのは麦とろ御膳。そば（中）、麦ごはん、とろろ、漬物のセットだ。そばは温かいほうも選べるらしい。
注文して間もなくお通しが運ばれた。ごま豆腐だ。10分ほど待って注文した御膳が運ばれてきた。そばからいただく。歯にそばの存在が伝わる。麺が硬いのではない。これまでにも幾度となくそばを食べてきたが、そばの存在感をこれほど感じた覚えがない。
食事が済むとデザートが運ばれてくる。葛をゼリーのようにやわらかく固めたもののようだ。菜の花のような色合いを散りばめている。秋月で出会う葛きりとは異なる洋菓子のような味わいだ。デザートに手の込んだ菓子が出てきたことに驚いた。
ブログによると2018年5月に開店したばかりのようだ。それまでは大野城市牛頸で17年に亘り営業していたらしい。偶然に出会ったそば処に満足して店を後にした。おススメだ。
そば類は500円（税別）から1000円（税別）でいただける。
定食類は1100円（税別）からで、郡上御膳が1600円（税別）、さくら御膳1100円（税別）などだ。
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麦とろ御膳 1100円（税別）
そば処郡上
うきは市吉井町福益1628-1
0943（73）7850 ブログ
11：00～麺がなくなるまで
休：木曜日
2018/10/14