奥に長い店内はテーブル席のみで一組の客がいた。メニューを開くと、一般的なうどん店などで見掛けるものとは違っていた。10分ほど迷った挙句、「セイロそば」と「とりセイロうどん」をお願いした。
セイロそばは一般的な店でも見かけるそばだ。ツルツルと喉を通り過ぎる。濁りのない味わいだ。男性の胃袋を満たす量だ。
とりセイロうどんは九州の店ではあまり見ない「つけ汁うどん」で、うどんを暖かい汁にくぐらせて食べる。汁にはわさびなどの薬味を加えていただく。
うどんはかたい。こしが強いと表現するのが正しいのかもしれない。食べるにつれ、このかたさが気に入ってしまった。汁にはとり肉が入る。ピリッとした刺激ととり肉の味が重なり食欲をそそる。食べ応えのあるうどんの量で満足を感じた。
昼、12時過ぎに入店した。注文してしばらく待っていると次から次に客が入店、広いと感じた店内は満員となった。
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セイロそば 1100円 とりセイロうどん1000円
多め勢 曲淵支店・曲淵うどん
福岡市早良区曲淵652-15
092（872）9190
11：00～15：00
休：水曜日
2016/9